| 中矢: |
そこが、一番すごいと思った点ですね。最近になってナノ・テクノロジーというのが注目されていますが、ナノレベル、つまり10億分の1メートルの大きさで代謝されると。 |
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| 井上: |
わかりやすく言いますと、たとえば細胞を直径2キロメートルくらいとしますと、細胞核の大きさが、だいたい東京ドームくらいなんです。そうすると、パウイ菌の大きさは観光バスくらいです。そのパウイ菌の代謝物である栄養成分の分子は、ミジンコくらいの大きさに相当するんです。 |
| 中矢: |
東京ドームの大きさのプールに、ミジンコが泳いで入っていくようなものですね。 |
| 井上: |
そういうイメージでとらえて頂くと、いとも簡単に細胞内に栄養を送り込めるということが、お判り頂けると思います。人間は、たった一つの受精卵から始まって分裂を繰り返していき、成人で60兆個の細胞を持つ身体になるわけですが、そのすべてに行き渡るんです。だから即効性があります。
身体全体に行き渡りますから、どこの部分に効果があるとは申しあげにくいんですが、実際にご愛飲されている方のお話を総合すると、身体の中で今現在一番弱っているところから良くなっていくようです。 |
| 中矢: |
論より証拠で、実際に病気で深刻な悩みを抱えていた方から、たくさんの喜びの声が寄せられているようですね。御社から提供して頂いた体験実例を拝見するだけでも、すごくたくさんありますね。がん、肝臓、糖尿、アレルギー、くも膜下、子宮内膜症、リウマチ…およそあらゆる疾患に良いようで、ケガの回復も驚くほど早かったとか。 |
| 井上: |
体験談とか臨床データは、それこそ山ほどあります。 |
| 中矢: |
パウイとの出会いは、ご主人の糖尿病が良くなったのがきっかけだったとか。 |
| 井上: |
そうなんです。たまたま自分でも健康飲料を飲みたくて探していた時に、そういう話を持ってきてくれた人がいたんですね。それが出会いです。
その人は、病気の百貨店という人で、医者に見離されたけれど、これを飲んでこんなに元気になったからこれはいいですよと勧められて。現物は知らなかったけど、そんなにいいものなら送ってくださいと言って、送ってもらいました。それも大学の先輩の紹介なんですね。だから安心できた。その人が非常に健康的だったんですよ。
その時、主人は糖尿でしたし、私自身も元気がないし、何でもいいからまず買いたいという感じで買った時に、送ってきたものが泥みたいな液体だったんです。何の資料もないし、何か判らない。でもなぜか妙に惹(ひ)かれたと。それで飲んでみたら、主人や子供が元気になってきた。でも何か判らない。
私と同年代の友達というのは、みんな中小企業のおじさんやおばさんばっかりで、たいていどこかに病気を持ってるんです。高血圧だとか糖尿病だとか。当然、そんな話がこの年になったら出るでしょう。
「こんないいものあるけど、飲んでみる?」という感じで、最初は、商売にしようなんて思っていませんから。人にあげたり、買ってもらったりしているうちに、「あれいいね」「まずいけど、あれいいわ。何やろね」と。「じゃあ中国へ偵察に行ってくるわ」と言って、中国へ行ったんです。 |
| 中矢: |
ご主人は糖尿で、訳が判らないままにパウイを飲んでみたら血糖値が下がったんですか。 |
| 井上: |
飲み始めから2週間くらいたって検査してみたら、120というのが出たんですよ。しばらく300とか400とかいう高い数値しか見てないから、「これってひょっとしたらすごいと違う?」という感じで。 |
| 中矢: |
300とか400もあったのが、2週間で120ですか。 |
| 井上: |
そうです。でも、資料も何もないから、友達が自分も欲しいと言って来ても、モノもそんなにないし。中国っていうと、ちょっと不潔っていうイメージありましたしね。もともと私は、健康のことはものすごく興味はありましたけど、そういうチャンスがなかっただけで、中国製品に対しては皆さんと同じだけ懸念はありましたよ。
私たちの周りで身近な人だけが元気になってくれればいいという程度で考えてたのが、問い合わせとかが来るから、動かざるを得ないようになって。そうなってくると、責任って出てきますよね。そうしたら調べないとしょうがないというんで中国へ行ったんですよ。楊振華さんにアポとって、お会いして。そしたら工場も見ないと気がかりですよね。とにかく全部調査しないと。
通訳を介してだし、よく判らないけど、現場も清潔そうだったんですが、どんなシロモノかが知りたかったから資料を一切合切、全部持って帰って来て、それで翻訳に出したんですね。そしたら土壌学者でもない私でも判る。日本の特許とか見ても、低分子化することで特許が下りてるとか、これはバイオの特許だなとか。
健康食品というのはその当時からいっぱい出てましたよね。クロレラなんかよく細胞膜破壊なんていうけど、これは低分子化のことをいうのかなとか、今まで判らなかったことがいろいろ読むにしたがって繋がってきて、「これって苦労するかもしれないけど人助けになる」と確信したんです。
でも社内でも共感は得られなかったですよ。まずい、臭い、開けにくい、開けたら手を怪我する、けちょんけちょんに言われつつ…。でもやっぱり妙に愛着心がありました。 |
| 中矢: |
そうですか。 |
| 井上: |
「宿題」は、とにかくまずいこと。それで福建農林大学の研究室に、液体じゃなくて顆粒(かりゅう)のものにして、とか注文を入れました。中国人というのはあまり変化を好まないのか、ああして欲しい、こうして欲しいというと、めちゃくちゃ抵抗するんです。
日本人なら、それを売ってる人たちの意向に沿ってあげようと思うでしょう。ところがサービスという精神がもともと無いお国柄なんだから、「あんたが買わないんなら誰か買う人がいるでしょう」とか言われてしまう。それは人口の多いとこですからね。全然足並みも揃わなかったけれども、主人も何十回も行って、やっとここまでこぎつけて、今は粉にしたものを日本に入れて、錠剤にしてから(売り上げが)伸びています。 |
| 中矢: |
今、弊社でも取り扱わせて頂いている錠剤の「ファイトケミカルK」ですね。あれは日本に粉で輸入して、日本国内でああいうふうに粒にするんですね。 |
| 井上: |
そうです。やっぱり清潔度も違いますし。向こうでカプセルにしてくれと言っても、どういう状況になるか心配ですから。今申しましたように、あんまり変化することを言うと抵抗するんですよ。そういう中国人とのやり取りにもまだ慣れてませんけど、慣れつつあります。試行錯誤しながらきてるんですけど。 |
| 中矢: |
(笑)そうですか。 |
| 井上: |
中国では、カプセルのものも多く出回っています。でも中国のカプセルって、胃で溶けないんですよ。このまま出てしまうんです(笑)。 |
| 中矢: |
溶けなかったら、栄養も何も吸収されないじゃないですか(笑)。意味がないですね。 |
| 井上: |
そんなものが腸に溜まって、腸閉塞を起こすとか、最悪の事態を懸念して、そういうことは日本ですると。
今輸入している一番大きい500ミリリットルの原液も、日本に入ってきた時に、私たちが全部一本一本検品しているんです。 |
| 中矢: |
500ミリリットルというと、一番大きいサイズですね。 |
| 井上: |
あれは、本当は原液そのものなんですよ。ところが、あれを欲しいと言う人も多くて、商品になってしまってるんです。それならしっかりしたものを出さないといけないなと。
原液の入ってるビンですから、少々汚れていても、原料だったら工場で使うだけならビンは捨ててしまうわけですが、お客さんにそれをそのまま渡すとなったら、それ相応の検品もしなきゃいけません。間違いはないんですけど、汚れに関しては、中国はズサンですから、私たちが全部チェックしてます。 |
| 中矢: |
大変な作業ですね。 |
| 井上: |
(笑)やってますよ。毎日やってます。
でも、当初と比べて、かなり向こうも変わってきましたよ。最初は何でそんな細かいことをいちいち言うんだっていう反応でした。私たちは均一というのが当たり前でしょう。向こうはビンそのものがいびつだから。でも入ってる量が同じだからいいじゃないかとくるんです。要するに、大陸感覚なんですね。
今はISO2000みたいな基準値をクリアーしないといけないというんで、だいぶ変わってきましたし、日本の市場というものは、いっぺん信用をなくしたら許してもらえないんだということをしつこく言ってるから、だいぶ変わりましたけどね。もう大変でしたよ。これからも続くと思いますけど。 |
| 中矢: |
錠剤で飲むより、原液で飲んだほうがいいわけですか。 |
| 井上: |
錠剤でも結局は(体内で)溶けるから同じことなんですが、液体の方がすぐ腸に行くから即効力があります。
ですから原液の方が、例えば病気で消化吸収力の低下している人にとっては、吸収はいいでしょうね。健康体の人にとっては、錠剤か液体というのは、大した問題じゃないんです。 |
| 中矢: |
重病人の方には原液がいいとか? |
| 井上: |
そういうことはありますね。人間って消化吸収に一番力を使うんです。消化吸収こそが基礎体力なんですね。だから重病人が食欲がなくなるのは当たり前なんです。
食欲が出てきたら元気になったんだねというのと一緒で、要するに消化吸収に一番エネルギーを使うんですよ。病気の時に消化のできない硬いものとか食べたら疲れますよね。だから重湯から始めたりするでしょう。そういうふうに、重病人さんは、本当に使わなきゃいけない基礎体力というものまで劣っているから、食事が重湯になったりするわけですよ。ですから、錠剤よりも液体の方がいいということはあります。 |
| 中矢: |
なるほど。健康体であれば、錠剤でまったく問題ないんですね。 |
| 井上: |
みんな硬いものを食べてるんですから、錠剤で全然問題ありません。 |
| 中矢: |
いずれにしろ、分子が非常に小さいですから、吸収率はいい、だから即効性があると。 |
| 井上: |
そうですね。それからこれは、一つの参考としてお聞きください。
例えば、他の商品を言うのは語弊(ごへい)があるんですけど、アガリクスってあるでしょう。アガリクスもいろんなアガリクスがあるから、どれとは言いません。それを飲めば当然免疫力が上がるんですよ。だからこそ健康食品なんですけど、その免疫力の上がり方というのは、体内のアミノ酸を媒介して上がるんです。
初期のがんの人はまだ体力があって、体の中はアミノ酸だらけですから、そのアミノ酸を使って免疫力を上げられるからいいんです。ところが、末期になってきて、体力を消耗して、疲弊(ひへい)している人がアガリクスを飲むとするでしょう。そうすると、体のアミノ酸を使わなきゃいけないから、アガリクスを飲むことでさらに悪くなるんです。 |
| 中矢: |
逆に悪くなるんですか。 |
| 井上: |
はい。だから、間接的に免疫力を上げるのがアガリクスだと言えるわけです。力を発揮するには、化学変化を起こすために触媒の働きが必要なんです。その触媒の働きをするのがアミノ酸なんですよ。
例えば、健康をちょっと害してる人はまだ体力が余ってるから、アガリクスのようなものを使えば免疫力が上がります。ところが、抗がん剤などで弱ってる人が飲んだら、体力がない上にアミノ酸を使うから、さらにひどいことになる。
ところがパウイの場合は、飲めば直接細胞に働くわけです。触媒の働きがいらないんですよ。直接的に働きかけて免疫力を上げる、そういうシロモノものなんです。 |
| 中矢: |
そういう意味でも効率がいいということですね。 |
〈以下、次号へ続く〉
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