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農業 |
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21世紀の農業は、多収穫より安全なもの、そして美味しくて鮮度が維持できるものを
目指す時代になりつつあります。
そして農法も従来型の化学肥料と農薬によって作られるものからの脱皮が必要です。
土壌をはじめ、河川等の環境保全(省エネ)型農法へと脱却していかなければなりません。
現代農法は、化学肥料と農薬過多によって収益率を高めていく農法といっても
過言ではありません。そのために土壌が疲弊してしまい、生産効率の低下、
手間がかかる、さらに経済的負担の増加等の問題が起こってきました。
そこで農薬を初めとするこれらの問題に対する反省から、近頃では、安全で美味しく、
鮮度が保てる農産物への脱却を図る試みが各地で行われます。ところが
一般の無農薬・有機農法では、維持していくのに人手、手間がかかり、
土壌の改善などはできないのが現状です。
考えてみれば、農業基本は、農産物に適した『土壌作り』にあります。古来から、
日本の風土に適した伝統的な農法においては、肥料は土の為のもの、言い換えれば、
無機質から有機質の生きた土を作るために使用されたものでした。
現代の化学肥料のような作物のための肥料としての考え方ではなかったのです。
作物を優先させる、一時的に多収穫であればいいという胆略的な考え方が、
土壌の病気をはじめとする現在農薬がもつ様々な問題を生んできたように思われます。
農薬は、どんな品種であっても天候と土壌が収穫の大きな要因を占めています。
それと同時に、風土が生んだ農法、また現在では数少ない篤農家(実践的農業研究家)
の方々の努力も忘れてはなりません。
農業は工業技術と違い、理屈や実験室での実験は通用しません。
体験の蓄積だけがものを農業において、奇抜な方法は一時的に効果を発揮しても、
継続しないどころか、農業の財産である土壌自体を失う結果となります。
家庭菜園なら別ですが、完全無農薬や有機栽培にこだわる農法の危険性は、
実際に農業に関わっておられる方にはご理解頂けるでしょう。
天候や土壌という環境が悪化している現状においては、従来型農法も自然型農法も
共に難しいのです。
テラサイエンス農法は、土壌開拓によって、多少の冷害や病害虫などに左右されない
健全農法を行うための「土づくり」にそのノウハウにそのノウハウのすべてがある
といっても過言ではありません。このノウハウに、それぞれの風土にあった農法や
プロの方達の経験を加味して作物作りを心がけて頂けるならば、昔ながらの、
しかも革新的な農法が実現します。これは農業そのものに目を見張るような興味を
湧かせ、同時に豊かな経済性が保証されるのです。
テラサイエンス農法は、決して奇抜な方法ではなく、すでに忘れ去られた
昔の農法の上にシステムが作られています。つまり、テラサイエンスでは、
作物のための肥料は使用せず、作物の母である土壌づくりにノウハウの基本が
あるのです。一般にいわれている植物の為の肥料は、稲作で言えば、
葉や茎ばかりを大きくしてしまい、肝心の実入りを後回しにしてしまいます。
実に栄養を行かせる本来の農業ならば、土壌の改良を行い、稲作自体の成長能力を
促進する環境を整えることから始めなくてはなりません。
テラサイエンスでは、作物のための肥料ではなく、土壌中の微生物の働きを
活性化するための堆肥を使用します。土壌の栄養分を養い、土壌菌を活性化させ、
多少の天候不順や病害虫に負けない作物づくりが基本だからです。
つまり、自然界で葉が落ちて腐植していったり、動物の食べ残しや糞などの排泄物を
発酵菌等が働いて、その土地にあった食物が育まれ、土壌が出来上がっていく
のと同じ考え方です。
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1.テラサイエンス農法基準(土地改良/連鎖障害改善) |
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■田畑など開放系の場合
土を耕すのではなく、土地改良/連鎖障害改善法としての土づくりを行います。
土壌中の病害虫や農薬などで疲弊した土壌を阻害因子としてとり除くためには、
テラ処理によって完熟化した堆肥を使用します。これは一反につき400〜500kgの
わずかな量でよく、鋤込む作業に手間がかかりません。この堆肥を使用することで…
@土壌中の有効菌を活性化し、土壌を疲弊させていた阻害因子を取り除く。
A保水性・土壌温度の安定。
B農作物の根張りを改善
C植物の代謝物を分解
これによって、連鎖障害等が起こりにくくなります。
テラ処理発酵堆肥と共に使用されるテラ処理誘導体に「ライフグリーン(液肥)」が
あります。ライフグリーンは、土壌や作物によって量や濃度を変えて散布します。
稲作の場合は、幼芽・中芽の頃に希釈したライフグリーンを使用します。
また、肥料をやりすぎて富栄養化の状態、窒素過剰になった土壌、大量に農薬を
使用したために土壌が疲弊している状態等に応じて、ライフランド(堆肥)や
ライフグリーンの使用量を変えていきます。
土壌によっては、砂地や粘土質等いろいろありますが、テラサイエンスでは
有機質と無機質の団粒構造を作ることで問題を克服していきます。
つまり、テラサイエンスの土壌改良・連鎖障害改善は、どのような土地においても
活用できるのです。
実際の例として、雨の日の前日に土壌改良を行うことで、より深い土壌をも
団粒構造に改良できます。また、特別に乾燥している場合は、土壌改良後に
水を張って、よく浸透させる方法もあります。
テラサイエンスを活用して出来上がった土壌は、生きているかのように
天候に合わせて土壌が変化します。団粒構造がしっかりした土壌は、
単に有機的な土壌と異なり、土壌菌の活性が目に見えて感じられます。
これはまさに土の布団のようにさらさらとして柔らかく、弾力があり、土壌の温度が
安定しているのが特徴です。
一度土壌改良や連鎖障害改良が行われれば、長期間にわたって土壌は安定します。
その結果として作物の品質向上に結びつき、消費者が納得できる優れた作物に
なります。さらに、ケイバン比の安定から収穫量の増大にもつながります。
トマトやナスなど連鎖できませんが、テラサイエンスではこれらの隔年ものでも
連鎖を可能にするノウハウがあります。これには赤土をテラ処理し、さらにライフランド
(テラ処理発酵堆肥)を混ぜ合わせ土壌に入れます。
これによって連鎖の改善が出来ます。
この他にも、テラサイエンス農法では、土壌・環境・作物等によってさまざまな
応用ノウハウがあります。
■ハウス等閉鎖系の場合
閉鎖系では、特に病害虫がでやすく、ことのほか土壌は疲弊しています。
閉鎖系での土壌改良は、稲作と違い、作物が天候によって左右されることがないため、
結果は目に見える形で現われます。
改良法は、ライフランドよりも、ライフグリーンが主体です。噴霧器で、ハウス内に
ライフグリーンの濃度を変えて空中散布させる方法や、土壌に散布する等
いろいろなノウハウがあります。
かなり土地が疲弊し、根こぶ線虫等の病害虫が発生している土地では、連鎖障害が
解決されない限り、費用と手間ばかりかかって、決して優良な作物は育ちません。
テラサイエンスによる土壌改良法は、従来の方法より安上がりで、短期間に
改良されます。テラサイエンスの特長は、作物の品質向上に端的に現われます。 |
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2.稲作のためのテラサイエンス農法 |
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農業におけるテラサイエンスは多岐に渡るので、ここでは稲作に関するノウハウのみを
紹介します。
テラ処理された田圃は、稲が一般の田のように青々と葉が茂っているようには
見えません。どちらかというと枯れたような感じさえするようで、向こう側が
見渡せるような隙間が見えます。一見みすぼらくみえる田圃ですが、この方が
葉に栄養が行かず、実が大きく成熟するのです。実りの時期には、穂が
頭を深々と垂れている様がみられます。
このような生育状態で実りの時期を迎えることが、病害虫に負けない健全な稲作りが
できている証拠で、しかも品質とうまみ・生産性の向上という農業につながるのです。
(1)作付け時には、原則的に肥料は使用しない。
(2)田植えが終わり、根付いたらライフグリーンを葉面散布する。
(3)受粉後、出穂の時にライフグリーンを同様に散布する。
(4)実が入ってきたら天候の状態を考慮し、追肥の実施や量を決めます。
また、育成状態によっては行わない場合もあります。
ライフグリーンの葉面散布は、糖度/旨みを向上させるために実施します。
追肥する場合は、化学肥料とライフランドを1:1の割合で混ぜ、
しばらく静置した後撒きます。
(5)穂が垂れてきたら、同様にライフグリーンを葉面散布する。
※種もみの処理ノウハウもテラサイエンスにはありますが、ここでは触れません。
基本的に農薬は使用しませんが、天候不順でイモチ病が発生した場合等、
農薬を使用する場合もあります。
農薬を使用した場合は、その後すぐにライフグリーンを散布します。この方法は、
病害虫を駆除すると共に、ライフグリーンによって農薬の毒性を緩和し、残留農薬を
除去するために行います。
テラ農法で土壌改良ができ、稲に適した環境が整えば、根がしっかりと張り雑草の
生え方が違ってきます。一般的には化学肥料を使用することで、
実を成らせるのではなく葉や茎を育ててしまい、稲の力が弱く根張りが
しっかりしていないため、虫がつき病害虫が大きくなるのです。
テラサイエンスを活用して自然環境を整えていけば、農薬や除草剤を使用せずに
済み(または減少させ)、結果として安全性・旨み・品質及び生産性の向上を
目指すことができます。粒を大きくすることによって糖度が増し、旨みが向上し、
保湿性も高まります。
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