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 ナチュラルダイエット
 水産におけるテラサイエンスの活用は、魚類の鮮度保持、旨みの向上が第一です。
その他には、海水魚の養殖、養殖場を中心とした環境・病害虫予防策に使われています。
 現在は、入り江を中心として、カキ・ホタテ等の貝類、魚類等の養殖が盛んですが、
これによる富栄養化によって、海の汚染・赤潮の発生・臭害が起こっています。
これは、富栄養化によって酸素が不足し、バクテリアが著しく増えたことに原因の一つが
あると言われています。また単に、餌による富栄養化ばかりでなく、
抗生物質等の薬物も原因として見逃すことが出来ません。これらの原因から、
赤潮だけでなく、湾全体の生態系を修復不可能な状態にまで破壊してしまうことに
なるのです。
 テラサイエンスによる養殖のノウハウは、病害虫や臭害・収穫量の減少・奇形等の
問題に対しても、対処法的な方法ではなく、養殖物を含む環境全体を考慮に入れて
改善を計ります。
 さまざまな実験結果、このテラサイエンスによる方法が、最も経済的で優れた方法
だと言えます。

1.テラサイエンスによる赤潮・病原菌の発生対策

       ■養殖の貝

◎カキ  …… 貝に穴をあけ、海水をテラ処理したものを注入します。
          このテラ処理した貝を海へ戻します。
◎ホタテ ……  貝を海水テラ処理液に漬けて養殖し、成長を阻害する要因を
          取り除いてから海に戻します。
          これらの方法は、貝につく病害虫の発生を抑え、
          旨みに欠かせない成長力を高めます。

■養殖の魚
 マス・ヒラメ・ウナギ等の閉鎖系では、餌をテラ処理して与える事で、
残留した餌の富栄養化を防ぎます。さらに養殖水(水槽)のテラ処理をするこで、
病原菌の発生や酸素濃度を安定させることが出来、成長促進効果があります。
また、養殖場からの排水を浄化することで、環境悪化を防ぐことにもなりますが、
そのノウハウは採用しているシステムによって異なります。

■海全体
 テラサイエンスの特長は、自然の中にあるもの、そこに有り余っているものを
再利用していくノウハウが多くしようされています。これは経済的なだけでなく、
環境汚染の改善にもつながるのです。海水の赤潮発生や臭害等には、
カキ殻や海底の泥をテラ処理して使用する方法があります。
汚染の度合いや原因により、使用される誘導体やノウハウはさまざまです。

2.鮮度保持

 水産業者にとって、鮮度保持は大きな問題です。いかに鮮度が保てるかによって、
経済性の向上につながるからです。
 鮮度保持のためには、海水を塩素系ミネラルでテラ処理します。
このテラ処理された海水を水槽に入れ、魚を泳がせます。魚は、網にかかったときや
釣り上げられた時に傷つきますが、このテラ処理された海水に入れておくと、
傷を治す効果があります。
 このほかに、魚の鮮度保持として、テラ処理した海水の中に15〜30分ほど
漬け置きしたものは、血液を含め魚の色が変わりにくく、腐敗臭がしにくく、
腐敗速度も通常より4〜5倍程度遅らせることが可能となります。

■流通過程での鮮度保持
  海水を使わず、ま水で行う場合は、塩素系ミネラルを溶かし込んだテラ処理水を
 鮮度保持液として使用します。 これも、テラ処理した海水と同様の効果があります。
 塩素系ミネラルを使用したこの鮮度保持方法は、鮮度を保つだけでなく、
 旨みの著しい向上にも効果的です。これは、脂質の酸化や水分の蒸散を
 防ぐ作用があり、海水魚・淡水魚・貝類・イカ・タコ等、広範囲に使用されます。
 また冷凍保存をする場合でも、塩素系ミネラルで処理されたものは、旨みの低下を
 招きません。冷凍品を解凍するときに使用する解凍液も、塩素系ミネラルで作られます。
 解凍後は、冷凍品の鮮度を保ち、旨みを引き出し、ドリップ等の流出を防ぎます。

■干物等加工品の鮮度保持
  干物や海産物を使用した加工食品は、干物液に漬ける前に、塩素系ミネラルを
 誘導体としたテラ処理水で前処理を行うことによった、鮮度保持と旨みの向上が
 計れます。ものによっては、塩素系ミネラルを直接加工液の中に溶媒として
 溶かし込んで処理する方法もあります。
 加工用の塩素系ミネラルは数種類ありますが、品目や溶媒加工方法によって、
 濃度や誘導体を使い分けます。
 この塩素系ミネラルは、単に鮮度保持を目的として使用されるだけでなく、
 加工食品の旨みを著しく高めると共に、今問題になっている塩障害を
 起こさなくする効果もあります。
 現在すでに小規模ですが、シャケ・メジカ・ホッケ・ニシン・シシヤモ・アジ等の干物や、
 イクラ等の加工食品の保存にも使用され好評を得ています。

  魚等、水産物の鮮度保持には、テラ処理水と共に塩素系ミネラルは欠かせません。
 テラという水処理をイメージする方が多いようですが、実際のテラ処理に於いては、
 塩素系ミネラルをはじめとする有機・無機ミネラルが欠かせないものです。
 これらのミネラルは、加工食品には欠かすことが出来ず、これによって、
 どんな加工技術・処理方法にも対処でき、効果を高めることが出来ます。


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